阿武町山口県給付金4630万円誤入金事件
逮捕された田口容疑者いわく、4630万円は「ネットカジノで全額使ってしまった」とのこと。
4630万円という大金をネットカジノで全額使いこむことなんてできるのか?
本当に使いこんだのか?
オンラインカジノ情報サイトとして、考察していきます。
①本当に全額使い込んだのか?
本人の供述通り、全額使いこんでしまったパターンあると思います。
軍資金(4630万円)が手に入ったので、増やしてから元金だけ返金しようと思ったけれど、オンラインカジノで負けた。
わからなくもないですね。
ポイント1:オンラインカジノで勝てるのか?
ギャンブルなので、勝てるときもあります。
また、オンラインカジノのゲームのRTP(還元率)は、他のギャンブルと比べても、高い。
なので、勝とうと思ってオンラインカジノに全額つっこむのはありえる話です。
まあ、当サイトは「ギャンブルはあくまで余剰資金で」がモットー。
誤入金で得たお金をギャンブルに使い込むなど、言語道断です。
自分のお金でもここまでの大金は使いません。ビルゲイツくらい資産あったら使うかもしれませんが。
ポイント2:数日で、4630万円も使い果たせるのか?
これは可能です。
ゲームにもよりますが、例えばオンラインカジノのスロットの中には一回のスピンで、1,000ドル(12万円)賭けることも可能です。一回のスピンなんて数秒で終わります。
テーブルゲームには、一回で10,000ドル(120万円)賭けることができるものもあります。
実際には、ずっと負け続けるってことは、よほど運が悪くないとありませんが、4630万円を数日で使い果たす可能性も十分でしょう。
②資金隠し
実は、4630万円をネットカジノ、もしくは決済代行業者に入金だけしてまるまる残っているパターンです。
ネットカジノや決済代行業者は海外の会社なので、日本から資金の流れを追うのが難しいのです。
一旦資金を隠しておいて、数年後に出金したり(日本の口座に大金出金したらバレそう)さらにマネロンしたりしてから出金する戦略です。
私はこっちのほうが可能性高いと思います。ギャンブルで増やして返すのと比べ、負けるリスクがありません。
しかし、オンラインカジノはマルタだったり、決済代行業者はイギリスの会社だったりで、どれも法治国家の会社です。
無法地帯ではありません。
また、マネロンや不正なお金が入金されることに利用されてしまう恐れも多いので、まともな会社であればKYC(身分確認)に力をいれています。
いくら海外の会社であろうと、資金を隠し通せるかは微妙です。
まとめ
この事件に関しては、オンラインカジノ自体には何の非もないはずなのに、ついでにバッシングされていますね。
確かに、グレーゾーンであり、良い印象を持っていない人も居ることは重々承知ですが。
この件に関して悪いのは、誤入金と知りながら着服した田口容疑者と、数千万円もの大金を誤って振り込んでしまう役所かと思います。
オンラインカジノ情報サイトとしては、むだにオンラインカジノのイメージが悪くなってしまうのは腹立たしいですね😭