初心者必見!ブラックジャック必勝法はたった1つで十分!【ベーシックストラテジー】

今回はブラックジャックにおいて必須かつ基本の必勝法、『ベーシックストラテジー』をご紹介していきます。ベーシックストラテジー、直訳すると基本戦略、基本中の基本の戦略ですが、必須です。

ブラックジャックはペイアウト率が98%~99%と非常にゲーム高いですが、これは『ベーシックストラテジー』を利用した場合です。

この戦略を使わないと、ペイアウト率はこれより低くなります。

他にブラックジャックの攻略法としては『カードカウティング』もありますが、オンラインカジノでのカードカウンティグの有効性は低く、難易度も高いので、とりあえず『ベーシックストラテジー』だけマスターしてください。

ベーシックストラテジーとは?

『ベーシックストラテジー』とはどのような攻略法なのか?を簡単にご説明します。ベーシックストラテジーとは、配られたカードによって一番勝率が高いアクションを行うというものです。

ブラックジャックは、ディーラーとの対戦型ゲームで、カードの合計が21に近い方が勝ちになります。22以上だと『バースト』、その時点で負けになります。別名21(twenty-one)とも呼ばれます。

配られたカードにもよりますが、基本的にプレイヤーはヒット、スタンド、ダブル、スプリットを行えます。ベーシックストラテジーは、自分に配られたカードとディーラーに配られたカードを比べて、一番勝率の高い選択肢を選ぶという戦略です。

ブラックジャック基本用語集

バースト:21を超えると『バースト』その時点で負けです。

ヒット(Hit):カードを一枚引きます

スタンド(Stand)今持っているカードでディーラーと勝負します

ダブルダウン(Double Down):賭け金を倍にして、カードを一枚だけ追加して勝負します

スプリット(Split):最初の2枚のカードが同じ数字のカードの場合は、『スプリット』と言って、カードをそれぞれ一枚ずつ分割し、2つの場を作ることができます。

A:Aは特殊で、1または11になります。A以外の残りのカードの合計が10以下だと、Aは11として、残りのカードが11以上ですと、Aは1になります。

J, Q, K:全て10としてカウントされます。

ベーシックストラテジーチャート

まず、頭に叩き込むのはこの表です。オンラインカジノの場合は、この表を見ながらプレイすることも可能なので、覚えなくても良いです。使い方だけ覚えてください。簡単です。

表は全部で3種類あります。(あとで大きめのチャートも出てきます)

表の読み方は、まず一番左端の『自分のカード』から、自分の現在のカードを探してください。次に『ディーラーのカード』から探し、クロスするマスの行動を行います。これが一番還元率(RTP)が高い選択肢になります。「でも、俺はヒットした方が良い気がする」と思って自己流でプレイすることも別に良いですが、還元率(RTP)は低くなります。

マスの中のアルファベットはそれぞれ

P:スプリット

S:スタンド

H:ヒット

D:ダブルダウン

を意味します。

ペアスプリット

最初に配られた2枚のカードが同じ数字でしたら、この表を見てください。

ソフトハンド

手札にAがあって、残りのカードの合計が9以下の場合は、ソフトハンドと言います。この場合、Aは11としてカウントされます。(Aは1になる可能性も秘めている=Aはソフト)

ハードハンド

手札に同じ数字も、Aもない場合、またはAが1としてカウントされている場合は、ハードハンドと言います。ハードハンドの表を確認しましょう。

ベーシックストラテジーチャート一覧

チャートをまとめておきましたので、オンカジのブラックジャックをプレイするときはぜひここを見ながらプレイしてみてください。

ペアスプリット(最初に配られた2枚のカードが同じ数字)の場合

ソフトハンド(手札にAがあるかつ、Aは11)

ハードハンド(ペアスプリットでも、ソフトハンドでもない)

アルファベットの意味

Ph、Dh、Dについて

Ph、Dh、Dsに関しては、最初の大文字がファーストチョイスです。

しかし、ブラックジャックの種類によっては、『ダブルダウン』が存在しないため、セカンドチョイスとして小文字h:ヒット、s:スタンドを選択してください。

解説:なぜそうなるのか?

『ベーシックストラテジー』がなぜそうなるか?を少し考えてみましょう。

ペアスプリット

例えば、10,10の場合は、ディーラーのカードが何であれ、『スタンド』になります。10,10ですと、合計『20』となり、ディーラーが『21』を出してこない限り負けないからです。ヒットなんてしたことには、もちろんバーストしてしまう可能性が大ですし、わざわざ強ナンバーである『20』を捨てる意味がないためスプリットも行いません。

5,5 の場合は、ディーラーが9以下なら『ダブルダウン』です。ダブルダウンは、リスクをとって勝ちを狙いに行く戦略です。5,5の合計は10なので、残りの1枚で10~K, A を引ければ20になります。20は非常に協力です。また確率的にも10を引く可能性は高い(J~Kも10)のでハイリターンのダブルダウンになります。ただし、ディーラーが10またはAの場合は、ディーラーのカードも強く、リスクが高いのでヒットを選ぶということになります。

ソフトハンド

ブラックジャックにおいては、基本的に17以上だった場合はバーストのリスクを考慮して、ヒットしません。しかし、ソフトハンドのAがある場合は、1にもなりますので、ディーラーのカードが強い場合はヒットします。

ハードハンド

17以上の場合は総じて『スタンド』です。これは、バーストの可能性が大きいためです。

また、11の行が全て『D(ダブルダウン)』になっていますが、これは次の一枚で10~Kがくれば合計『21』となり、ほぼ勝ち確なので、ベット額を2倍にするダブルダウン一択です。

実践:ベーシックストラテジーを使っていざブラックジャックをプレイ!

続いて、実際にオンラインカジノでベーシックストラテジーを利用してみましょう。カードカウンティングについては、禁止されているオンラインカジノもありますが、ベーシックストラテジーについては禁止されていません。(店舗型カジノでメモ見ながらのプレイは禁止されていると思います)

※たくさんのカジノゲームを無料でプレイできる『ベラジョン無料版』にて『ブラックジャックネオ』をプレイしました。ブラックジャックネオだと、ベーシックストラテジーの選択肢にはアンダーラインが引かれていますので、ベーシックストラテジーの練習にも最適です。

1戦目

自分:18(ハードハンド)、ディーラー2

ハードハンドで17以上の場合は問答無用で、スタンドです。

ディーラーは17、ギリギリ勝ちました。

2戦目

自分:14(ハードハンド) 、ディーラー3

ハードハンドの14の時の時は、ディーラーのカードを確認する必要あり、表に照らし合わせるとS:スタンドです。ディーラーは17以上になるまで引き続けますので、ディーラーのバースト狙いというわけです。

ディーラーはバーストすることなく、19です。負けました。

3戦目

自分:5,5(ペアスプリット)、ディーラー:10

5,5は同じ数字のカード2枚ですので、ストラテジーチャート:ペアスプリットを確認します。

H(ヒット)ですね。スプリットはしません。

ディーラーのカードも強いので、ダブルダウンは行いません。ヒットします。

ハードハンドの19になりました。ハードハンドに限らず19はスタンド一択です。

ディーラーがバーストして勝ちました。

こんな感じです。

めちゃくちゃ簡単です。

ベーシックストラテジーチャートがなぜ役に立つのか?

ブラックジャックは比較的シンプルなゲームです。実は、ディーラーの行動に選択肢はありません(17以上になるまで引き続ける)プレイヤーはバーストするか、21になるまでカードを引き続けられます。しかし、もしも20だったらあなたはそれ以上カードを引きますか?引かないですよね。なぜなら、1以外が出るとバースト=その時点で負けになってしまうためです。これについては感覚的にわかりやすいかと思いますが、この確率を数学的に一覧にしたのがベーシックストラテジーチャートです。

2戦目のように、自分のカードが14なのでまだヒットできるかな?と思っちゃいそうですが、ディーラーのカードによっては『スタンド』した方が、勝率が高いのです。(今回は負けましたが)

まとめ

今回は、ブラックジャックをプレイするにあたって、必須かつ基本の戦略『ベーシックストラテジー』をご紹介しました。もちろん。ベーシックストラテジーに囚われずに、気の向くままプレイするのも問題はありませんが、還元率(RTP)を高めたいのであれば、ぜひベーシックストラテジーを習得してください。オンラインカジノでは、チャートを見ながらプレイすることも可能ですので、オンラインカジノでマスターしてから本物のカジノで試してみるのも楽しそうですね。