「最近『オンラインカジノ(ネットカジノ)』ってよく耳にする。勝ったらお金貰えるらしいけれど、それって詐欺じゃないの?イカサマもし放題ないじゃないの?」って感じで、オンラインカジノ(ネットカジノ)に興味はあるけれど、ちょっと不安って感じてたりしませんか?
いきなり結論から言っちゃいますが、悪質サイトもあるけれど、多くのオンラインカジノは詐欺とは無縁で健全に運営されています。
今回は
・悪質オンラインカジノの例
・オンラインカジノが詐欺ではなく、イカサマのしない理由
・優良オンラインカジノサイトの見分け方
などをお伝えしていきます。
悪質オンラインカジノの特徴・トラブル例
はじめに、悪質オンラインカジノがどのように悪質なのか?その特徴とトラブル例をご紹介していきます。
出金拒否・出金が遅い
何かと意味不明な理由をつけて出金を拒否してきたり、出金が異様に遅かったりします。一方で、出金条件を満たしていないため出金できないこともあるため、かならず出金条件は把握しておきましょう
不当なアカウント凍結
普通にプレイしているのに、いきなりアカウント凍結されます。凍結された結果、ゲームプレイや出金ができなくなったりします。
理由をつけて追加金を振り込ませようとしてくる
カジノで勝ったので出金しようとしたら、「出金するのに追加で10万円必要です」とか意味不明なお金を入金させようとしてきます。初回出金を行う際に千円ほど入金が必要なカジノはありますが、数十万円は明らかにおかしいです。
サポートの応答がない
トラブルに対して、サポートに連絡しても応答がない、または応答が的を得ていないようなことがあります。
運営会社の情報がない
オンラインカジノは、海外のそれぞれの国(マルタが多い)で合法的に運営されています。なので、まともなオンラインカジノは運営会社の情報がしっかり確認できるようになっています。会社情報が確認できないオンカジは怪しいです。
提供しているゲームが聞いたことのないプロバイダーのもの
オンラインカジノの運営会社と、ゲームプロバイダー(カジノゲーム制作会社)は別会社です。まともなゲームプロバイダーは、第三者機関からゲームのペイアウト率などにおいて監査を受けています。オンラインカジノで遊びなれていない人にとってはもちろん聞いたことのない会社ばかりですが、まともなゲームプロバイダーは業界ではよく知られています。聞いたこともないようなゲームプロバイダーのゲームばかり提供しているオンカジはあやしいです。
払い戻しをしないままサイト閉鎖
カジノのアカウントにプレイヤーのお金が残っているにもの関わらず、サイト閉鎖⇨音沙汰がなくなるパターンです。
日本で起こった悪質カジノの事件・詐欺
次に日本で実際に起こったオンラインカジノにまつわる事件をご紹介していきます。
お台場カジノ(2009年)
以前日本語でも人気のオンラインカジノでしたが、2009年に突然の閉鎖。プレイヤーへの返金はされず、そのままずらかっています。
ドリームカジノ事件(2016年)
サイト上には、海外で運営されているとの旨が記載されていたのにも関わらず、運営の実態は日本国内にありました。そのため、カジノ経営側の数名が有罪判決をうけました。プレイヤー側に逮捕者は出ませんでしたが、胴元が日本国内にある場合は、賭博罪が適用されてしまう可能性が非常に高いため、プレイヤー側に有罪判決が出てもおかしくはなかったでしょう。
オンラインカジノがイカサマできない(しない)理由
悪質なオンラインカジノは本当に悪質ですが、一方でまともに運営しているカジノも数多くあります。そんな優良オンラインカジノはなぜイカサマをできない、またはしないと言えるのでしょうか?
その理由について解説していきます。
ライセンス制度
オンラインカジノの運営が合法な国であるとはいえ、その国でオンラインカジノを運営するには政府から発行される『ライセンス』が必要です。マルタ、キュラソー、あたりがメジャーで、他にもキプロス、イギリス、ジブラルタルなどがあります。国によって厳しさは違うものの、ライセンスを取得するには厳しい審査をクリアし、ライセンス料を支払う必要があります。
- キュラソーライセンス:ベラジョン、カジノシークレット、カジ旅など
- マルタライセンス:レオベガス、ロイヤルパンダなど
第三者機関
ライセンスにプラスして、外部の機関から『公正なゲームを提供しているか?』の監査を行ってもらっているカジノもあります。カジノ運営の必須要項ではありませんが、高い信頼度の証になるでしょう。有名な第三者機関は・イーコグラ(eCOGRA)テクニカルシステムズテスティング(TST)、アイテックラボ(iTech Labs)などがあります。
- eCOGRA
- GLI(Game Laboratories International)(Technical Systems Testing (TST) )
- iTech Labs
- BMM Testlabs
- Gaming Associates Europe
ゲームプロバイダーは別会社
ゲームプログラムについてはカジノ運営会社は干渉できません。パチンコ屋とパチンコ店が別の会社のように、オンカジ運営会社とゲームプロバイダー(ゲーム制作会社)は別会社です。パチンコ屋ですと、パチンコの釘調整(本来であれば違法)をしている可能性はありますが、オンカジのゲームはプログラムです。アクセスできません。
RNG(Random Number Generator)
RNG(Random Number Generator)、直訳すると乱数発生器。RNGとは、簡単にいうと確率が完全にランダムになるという仕組みです。例えば、あるスロットのRTP(還元率)が90%であれば、これに従って当たりやハズレが出ます。RNGはカジノ運営会社で操作できるものではありません。
健全に運営すれば儲かるビジネスモデル
そもそもですが、一定以上のプレイヤーがいるオンラインカジノは儲かります。理由は、RTP(還元率)が100%以下だからです。RTPが100%以下ということは、つまり胴元が儲かるようにできているのです。不正をしなくても十分に儲かるのであれば、わざわざ信頼をリスクにして不正をするメリットがオンラインカジノ運営会社にはありません。
優良カジノでも、イカサマされているように感じる!?
健全なオンラインカジノでも「イカサマしているのでは?」と感じる時ありませんか?
ありますよね。
それはきっと立て続けに負けている時とかではないでしょうか?
そもそも基本負ける方が多いのがギャンブルです。また、確率は確かに低いですが、負けが異様に続くこともありうることです。大金を獲得できるチャンスがあれば、その分大負けする可能性もあります。
他に出金できないってパターンとしては、『賭け条件』『出金条件』を見落としている可能性もあります。
特にボーナスに対しては、出金条件がある程度厳しいことが多いです。ただでさえRTP(還元率)が高いオンラインカジノ、ボーナスの賭け条件が緩くて簡単に出金できたらオンラインカジノ側は赤字になりますよ。「出金できないな」という時は、賭け条件、出金条件を確認してみましょう。
優良サイトを見極めるポイント
続いて優良オンラインカジノサイトを見極めるポイントをご紹介していきます。
ライセンス
マルタやキュラソー、ジブラルタルなど、オンラインカジノが合法の国の政府発行のライセンスを取得しているか確認しましょう。たいてい、カジノサイトの下の方に記載されているはずです。
日本語対応
日本語対応していないからダメということではありませんが、何かトラブルが起こった時に日本語サポートがしっかりしているサイトのほうが安心かと思います。お台場カジノや、ドリームカジノなど、日本語対応していても悪質なサイトもありましたのでこれだけでは判断はつけられません。
運営会社
運営会社の住所が日本だったり、海外でもオンラインカジノが合法の国でない場合はアウトです。マルタ、キュラソー、キプロスあたりが有名です。
プレイヤーの口コミ(出金実績)
今の時代、ツイッターなどで『カジノ名 出金』や、『カジノ名 詐欺』などで検索すると情報が出てきます。(サクラの発信ということもないことはないですが)ある程度の目安としては利用できるでしょう。あまりにもクレームが多かったり、情報が出てこないカジノは避けた方が無難です。
著名人がCMに出演
優良サイトの必須条件ではありませんが、最近だと、吉田麻也(ベラジョンカジノ無料版)、香川真司(カジノシークレット)、橋本マナミ、松井珠理奈(ミスティーノカジノFree)など、有名人がカジノのCMに出演しています。個人的には、「広告に結構金かけてるんだなぁ」ってイメージが先行しますが、信頼度の目安にもなるでしょう。
まとめ
今回は、オンラインカジノは詐欺なのか?悪質オンカジの見分け方についてご紹介しました。オンラインカジノは詐欺みたいな運営会社もありますし、詐欺までいかなくても悪質なものもあるのは事実です。しかし、公式ライセンスを取得し、合法的に運営している優良サイトも数多くあります。オンラインカジノで遊ぶ時はしっかり信頼できるカジノサイトで遊びましょう。